remcat: 研究資料集

(TANAKA Sigeto)

議論

北海道社会学会 2日目 旭川大学シンポジウム「人口減少社会と地域の変容:社会学に今求められること」

11:30

※とりあえずのメモ。あとで編集します。


現在の財政難の原因は高齢化ではない
必要なところ、生き残れるところに集中的に投資

大野
集落再生で一番苦労すること:無気力感の払拭
むずかしいが
高知県津野町床鍋集落:廃校を利用した集落コンビニ→全戸が毎月一万円買い物。個人情報の共有
キーマンが必要
住民の自主自立の主体形成
実態からはなれたフィクションをつくって予算をとってくるようなことでいいのか

山内
ジェンダー問題としては?

中道
婚姻制度のなかでの生殖の問題
農業問題の背景としての教育問題
地元に戻るインセンティブとしての奨学金

小内
大学で学ぶ内容をかえるべき→地域の問題を学ぶプロセスを中心に

子供をもつ権利の保障の範囲

山内
ムラを捨てる学力とムラを守る学力→漁民のロープの結び方

かわばた
生死
どこでどれだけ産むか、というところまでがリプロダクティブ・ライツ


パリティ分布→選択肢はかなり多様
産む権利を保障することの財政的制約→優先学的な議論にいく可能性

山内
高校生の妊娠の事例

金子
なぜ50年間おなじことをいわなければならないのか
全体社会の問題とローカルな工夫との接合

笹谷
予測を鵜呑みにしていいのか?
何が最適の人口規模か?
「北の輝く女性」推進会議→大企業のWLBと農産漁村の成功事例
正規雇用、母子世帯の問題→医療費・教育費の効果?

山内
自分も右往左往している
目線をどこにおいて発言するか


最適規模が問題ではなく、減り続ける(社会の再生産機能の崩壊)のが問題
どこかで止める必要

小内
高校としての特色←大学生の参加
高校を核とした地域の教育連携
座学だけでは無意味

大野
自主自立の主体形成をめざした調査研究

山内
若い学生の人間関係への弱さ
残る課題