remcat: 研究資料集

(TANAKA Sigeto)

青木 加奈子 (2014)「見つけられる実親: デンマークにおける実親の子どもへの養育義務と責任に注目して」第24回日本家族社会学会大会

date: 2014-09-07 09:00-10:30
is: 第24回日本家族社会学会大会 自由報告 (3)-6 「親」であること
loco: 東京女子大学 9号館 9102
by: 青木 加奈子 (奈良女子大学)
title: 見つけられる実親: デンマークにおける実親の子どもへの養育義務と責任に注目して
scope: Demnark
given: デンマークの「親権法」は、子供の生物学上の親を親権者と定め、実両親の共同親権制を採用。子供の生活のすべてを保障することが親権者の義務。経済的支援や面会は子供の権利。実親が特定されない場合は、「子ども法」にしたがい、遺伝子検査による生物学上の親が「見つけられ特定される」。
data: 実子と同居するひとり親女性 (40代) 1名 2013-03 の聞き取り
description: 誕生は女性の独断で行われた。父親は遺伝子検査によって「見つけられ」、養育費支払いは開始されたが、「長男の存在を認めておらず」面会は拒否。自分の人生をスタートさせたものである実親から養育費を受け取ることは権利であると主張することは理に適っている。
source: {http://www.wdc-jp.com/jsfs/conf/2014/pdf/2014_jsfs24_summary.pdf} 『第24回 日本家族社会学会大会 報告要旨』(2014-09-06,07 東京女子大学)
page: 98-99
critic: どこまでが聞き取りデータかよくわからない