Entries from 2018-01-01 to 1 year
主要な話題 (カテゴリー) 主要記事 シリーズ記事 全記事の情報 ※このページは 2018-12-02 作成ですが、随時情報を追加します。 主要な話題 (カテゴリー) COVID19: 新型コロナウイルス感染症対策「日本モデル」関連情報 maikin: 「毎月勤労統計調査」(労働省…
当ブログ「remcat: 研究資料集」は、2018-11-30をもって、はてなダイアリー http://d.hatena.ne.jp/remcat/ からはてなブログ https://remcat.hatenadiary.jp に移行しました。 旧はてなダイアリーの記録 http://d.hatena.ne.jp/remcat/ の最終更新は2018-11…
裁量労働制実態調査に関する専門家検討会 第2回を前に、参集者向けのメールを書きました。 裁量労働制実態調査に関する専門家検討会関連各位田中重人と申します。東北大学文学研究科で准教授を務めております。 専門は社会学・社会調査法でありまして、今年2…
「裁量労働制」の実態に関する文献 (全文: https://remcat.hatenadiary.jp/entries/2018/10/22) 多数の労働者を対象とした質問紙調査による裁量労働制研究 多数の企業を対象とした質問紙調査による裁量労働制研究 少数の企業での聞き取りなどの裁量労働制ケ…
東京都立労働研究所「労働時間管理の多様化に関する実態調査」(1998年) 東京都立労働研究所 (1999)『労働時間管理の多様化に関する実態調査 (中間報告)』(労使関係研究 21) https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA4161535X 東京都立労働研究所 (1999)『労働時間管理の…
渡辺俊「ポスト定住化社会における時空を超えたアクティビティの流動化実態に関する実証的研究」(2009-2011年) 裁量労働制を採用している法人組織のメールサーバーのアクセスログの分析 科学研究費補助金 (基盤研究(C) 2009-2011年度)「ポスト定住化社会にお…
森田雅也(1998)「新しい人事労務管理システムとしての裁量労働制」(特集3)『Business insight』6(4): 28-43. ISSN=09194118 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000552869 ※その他、沢山あるが未整理。後で追加予定。
社会経済生産性本部「裁量労働制に関する調査」(1994年) 1994年7月中旬から8月上旬に実施 上場企業2138社の人事・労務担当者が対象 郵送で実施 334社から回収 社会経済生産性本部 生産性研究所 (1995)『「裁量労働制に関する調査」報告書』社会経済生産性本…
社会経済生産性本部「裁量労働制に関する調査」(1994年) 1994年7月下旬から8月末に実施 裁量労働制を採用している5社 人事担当者を通じて配布を依頼 原則として、直接郵送で回収 280配布し、有効回答数242名 社会経済生産性本部 生産性研究所 (1995)『「裁量…
「裁量労働制」の実態に関する情報が得られる文献を集めています。国立情報学研究所や東京大学社会科学研究所のデータベース CiNii Articles http://ci.nii.ac.jp CiNii Books http://ci.nii.ac.jp/books/ KAKEN http://kaken.nii.ac.jp SSJDA https://csrda…
科学研究費補助金による研究プロジェクト「非科学的知識の生産・流通と「卵子の老化」パニック」(基盤研究(C) 2017-2019年度 #17K02069) 初年度の実施状況報告書 (2018-04-20 日本学術振興会に提出) 研究実績の概要 (Summary of Research Achievements) 「卵…
Brochure to introduce the research project “Unscientific Knowledge and the Egg Aging Panic” funded by the Japan Society for the Promotion of Science (KAKENHI #17K02069 for fiscal 2017-2019).Below are the links for the blog articles about t…
Project "Unscientific Knowledge and the Egg Aging Panic" Research Report II 『2010年代日本における「卵子の老化」キャンペーンと非科学的視覚表象』 田中 重人 (東北大学) 2018-08-30全文: https://remcat.hatenadiary.jp/entries/2018/09/07目次 「卵…
「ライフプランニング」は、2010年代日本の「少子化対策」のキーワードです。結婚や出産など家族生活を主眼においたライフプランを立てるよう若者に促すさまざまな試みが、行政主導でおこなわれてきました。若い男女の人生上の選択を誘導するための情報が講…
「卵子の老化」キャンペーンとそれに関連する出版物および政治的な動きを年代順にまとめておきましょう。 1974 「卵子の老化」が日本医学会シンポジウム [3] で言及される (8月) 1979 鈴木秋悦、「卵子の老化」についての解説論文 [2] を出版 1982 鈴木秋悦…
Dunson ほか [48] の研究は、ヨーロッパの家族計画センター7箇所で収集した性交日や基礎体温の変化などの自記式記録 [49] をもとに、1回の月経周期内の毎日の妊娠確率を推定したものです。この研究では、排卵日の2日前 (結果のグラフでは横軸に「−2」と表示…
2013年、日本生殖医学会は公式ウエブサイトに「不妊症Q&A」コーナー [22] を開設しました (5ページ参照)。図9はこのコーナーの「年齢と不妊症」というページにあったものです。これとおなじグラフは、ほかにも、同学会の専門医研修等で使う教科書『生殖医療…
図8はインターネットから拾ってきたグラフに基づいてつくったもので、女性のlikelihood of getting pregnant (妊娠の確率) が年齢とともに直線的に低下していくように見えるデータです。このデータは、よくlikelihood of infertility (不妊の確率) をあらわ…
「卵子の老化」キャンペーンでは、卵子の数のみならず、女性の妊孕力そのものが年齢にともなって低下することをあらわすグラフも広く使われてきました。図6は、妊娠・出産に関する事項を学校で教えるよう、日本産科婦人科学会など9つの専門家団体が政府に要…
図2は厚生労働省の公式ウエブサイト [16] からのコピーで、女性の年齢と体内の卵子数との関係をあらわしています。2012年度の厚生労働科学研究費補助金 [17] を使った冊子に載っているグラフで、一般向けに、特に生殖機能の男女差に注目して身体と健康につい…
「卵子の老化」キャンペーンの引き金となったのは、2009-2010年にカーディフ大学と多国籍製薬会社メルクセローノがおこなった国際調査International Fertility Decision-Making Study (IFDMS) でした。調査の結果、妊娠・出産に関する知識を測った点数 (Card…
近年の日本では、妊娠・出産に関する大量の情報があふれています。その多くは、産科・婦人科・生殖医学の専門家やその団体がつくり、マスメディアに流れるものです。それらの情報は、結婚・出産を促進する政策を科学的に正当化する根拠として使われてきまし…
Project "Unscientific Knowledge and the Egg Aging Panic" Research Report II 『2010年代日本における「卵子の老化」キャンペーンと非科学的視覚表象』 http://tsigeto.info/18l田中 重人 (東北大学) 2018-08-30日本学術振興会科学研究費補助金 (2017-201…
Project “Unscientific Knowledge and the Egg Aging Panic” Research Report I Unscientific Visual Representations Used for the “Egg Aging” Campaign in 2010s JapanTANAKA Sigeto (Tohoku University) 2018-08-27All texts: https://remcat.hatenadiar…
For the governmental pronatalist policy in the 2010s, “life planning” has been a key phrase. Various kinds of activities have been conducted to encourage youths to make a life plan regarding marriage, children, and other family issues. Lec…
Here is a summary of the history of the egg aging campaign and related discourses. 1974 “卵子の老化” (egg aging) was mentioned in a discussion at a symposium [3] by the Japanese Association of Medical Sciences (JAMS) (in Aug.). 1979 Dr. Su…
Dunson et al. [48] reported the estimated probability of conception for each day of the month for women classified by age (19-26, 27-34, and 35-39 years). Their estimation is characterized by sharp peaks at 2 days prior to ovulation (index…
In 2013, the JSRM launched an official “Q&A” website about infertility issues designed for a general audience [22], which we have already mentioned in p. 5. Figure 9 shows a graph published in the website to answer the questions on how wom…
Figure 8 is adapted from images on the Web. It looks as if a woman's “likelihood of getting pregnant” linearly decreases along with her advancing of age. The downward curve is always used in combination with an upward curve for the “likeli…
The egg aging campaign has also featured graphs that gave a direct impression of the declining fertility with the advancing age of a woman.Figure 6 shows a falsified graph that was used in a petition by nine academic associations, includin…