Entries from 2017-03-01 to 1 month
1974年の初出 時には排卵から受精までの時間の経過による変性を指していた「卵子の老化」概念は、そのあと、意味する範囲を拡大していくことになる。 “卵子のエイジング” という現象は一般にはあまりなじみのないもののようであるが,近年,心身障害児研究が…
https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20170322/hakone で引用した1974年日本医学会シンポジウムにおける副会長 (大島研三) あいさつのなかに「昨日来お話がありましたように,調節すること自体に,より優秀な子孫を設けることに対する反対の現象も十分に考…
世界人口年にかこつけて日本医学会が開いたシンポジウム「初期発生」(1974年8月3-5日、箱根) での大島研三副会長 (当時) の終会あいさつ (一部)。いろいろヒドい。 挨拶 日本医学会副会長 大島研三 〔……〕 本年このような会を持ちましたのは,ことしが世界人…
鈴木 秋悦 (2000)『現代妊娠事情』報知新聞社 ISBN:4831901350 という本を借りてきたところ、内容がすごかったのでまとめておく。 鈴木秋悦(すずき しゅうえつ)は元慶應義塾大学産婦人科助教授。経歴は http://www.ohshiro.com:80/about/adviser.php など…
2015年8月文部科学省作成の高校保健副教材『健康な生活を送るために』に改竄された「妊娠のしやすさ」グラフが載った問題について、『東北大学文学研究科研究年報』66号に論文を掲載:TANAKA Sigeto (2017) "Works citing Bendel and Hua on natural fecunda…