「卵子の数」関連情報
KAKENHI research (2017-2019) #17K02069 result report. 加齢による妊孕性の低下に関する非科学的な知識の生産・流通の実態を調査し、非科学的なグラフやそれを「卵子の老化」と結びつける言説が本格的に出現したのは2011年以降であること、しかしそれ以前…
「卵子の老化」キャンペーンとそれに関連する出版物および政治的な動きを年代順にまとめておきましょう。 1974 「卵子の老化」が日本医学会シンポジウム [3] で言及される (8月) 1979 鈴木秋悦、「卵子の老化」についての解説論文 [2] を出版 1982 鈴木秋悦…
図2は厚生労働省の公式ウエブサイト [16] からのコピーで、女性の年齢と体内の卵子数との関係をあらわしています。2012年度の厚生労働科学研究費補助金 [17] を使った冊子に載っているグラフで、一般向けに、特に生殖機能の男女差に注目して身体と健康につい…
Here is a summary of the history of the egg aging campaign and related discourses. 1974 “卵子の老化” (egg aging) was mentioned in a discussion at a symposium [3] by the Japanese Association of Medical Sciences (JAMS) (in Aug.). 1979 Dr. Su…
Figure 2 shows a graph of a woman's age and number of eggs in her body. It was included in a booklet to teach the general audience medical knowledge about human bodies, focusing on sex differences regarding reproduction [16], retrieved fro…
次から次へと繰り出される人口増加政策キャンペーン、とても見過ごせません。2年後には少子化社会対策大綱の見直しが行われる予定です。そこで「少子化対策」にかかわる情報を検討、吟味していく勉強会を始めました。 <連続勉強会:「国難」のなかのわたし…
1974年の初出 時には排卵から受精までの時間の経過による変性を指していた「卵子の老化」概念は、そのあと、意味する範囲を拡大していくことになる。 “卵子のエイジング” という現象は一般にはあまりなじみのないもののようであるが,近年,心身障害児研究が…
鈴木 秋悦 (2000)『現代妊娠事情』報知新聞社 ISBN:4831901350 という本を借りてきたところ、内容がすごかったのでまとめておく。 鈴木秋悦(すずき しゅうえつ)は元慶應義塾大学産婦人科助教授。経歴は http://www.ohshiro.com:80/about/adviser.php など…
5月25日の国会質疑 のせいか、Youtube 上の厚生労働省動画サイト MHLWChannel にあった「妊娠と不妊について」の動画が閲覧不能になっている。どんな内容だったのかを紹介するために、全体の構成と問題部分の書き起こしを掲載しておきたい。 URL https://www…