remcat: 研究資料集

(TANAKA Sigeto)

International Fertility Decision-making Study (IFDMS)

カーディフ大学とメルクセローノ研究グループによる International Fertility Decision-making Study (「スターティングファミリーズ」調査) 関連情報 →http://tsigeto.info/misconduct/j.html#ifdms

「卵子の老化」関連年表:1974-2015年

「卵子の老化」キャンペーンとそれに関連する出版物および政治的な動きを年代順にまとめておきましょう。 1974 「卵子の老化」が日本医学会シンポジウム [3] で言及される (8月) 1979 鈴木秋悦、「卵子の老化」についての解説論文 [2] を出版 1982 鈴木秋悦…

妊孕性の知識に関する多言語国際調査の濫用

「卵子の老化」キャンペーンの引き金となったのは、2009-2010年にカーディフ大学と多国籍製薬会社メルクセローノがおこなった国際調査International Fertility Decision-Making Study (IFDMS) でした。調査の結果、妊娠・出産に関する知識を測った点数 (Card…

Chronicle from 1974 to 2015

Here is a summary of the history of the egg aging campaign and related discourses. 1974 “卵子の老化” (egg aging) was mentioned in a discussion at a symposium [3] by the Japanese Association of Medical Sciences (JAMS) (in Aug.). 1979 Dr. Su…

Misused results from a multilingual cross-national survey on fertility awareness

The egg aging campaign in Japan was triggered by the results from the cross-national survey, the International Fertility Decision-Making Study (IFDMS), conducted in 2009-2010 by a Cardiff University research group supported by the global p…

専門家の嘘と戦う方法

専門家・政府・メディアの責任 非科学的知識の広がりと専門家の責任: 高校副教材「妊娠のしやすさ」グラフをめぐり可視化されたこと では、専門家 (産婦人科医) の責任を中心にとりあげました。記事の最後からふたつめの段落ではつぎのように書いています。 …

【解題】非科学的知識の広がりと専門家の責任: 高校副教材「妊娠のしやすさ」グラフをめぐり可視化されたこと

日本学術協力財団の雑誌『学術の動向』22巻8号(=通巻257号) (2017年8月) に書いた記事「非科学的知識の広がりと専門家の責任: 高校副教材「妊娠のしやすさ」グラフをめぐり可視化されたこと」が J-STAGE (科学技術情報発信・流通総合システム) で公開されま…

非科学的知識の広がりと専門家の責任: 高校副教材「妊娠のしやすさ」グラフをめぐり可視化されたこと

『学術の動向』22(8): 18-23 に「非科学的知識の広がりと専門家の責任: 高校副教材「妊娠のしやすさ」グラフをめぐり可視化されたこと」というタイトルで寄稿しました。「卵子の老化」が問題になる社会を考える: 少子化社会対策と医療・ジェンダー という特…

「ウィメンズヘルスリテラシー協会」とは

ウィメンズヘルスリテラシー協会は、2017年7月設立の一般社団法人。しかし、現在のところ、ウェブサイト http://www.womenshealthliteracy.website にはほとんど情報がなく、「協会概要」のページなど「ただいま、テキストを準備中です」と書いてあるだけの…

非科学的知識の生産・流通と「卵子の老化」パニック

KAKENHI research plan (2017-2019) #17K02069 科学研究費補助金 (基盤研究(C)) 2017--2019年度分野: 総合人文社会 分科: ジェンダー (gender) 細目: ジェンダー (gender) 細目表キーワード: 科学技術・医療・生命 (science, technology, medicine, life) 細…

I Lady 「新・女子力テスト」問題

電通ギャルラボと国際NGOジョイセフが作った「粉かけ罰ゲーム」CMの件http://grapee.jp/153401 日本女性の「女子力」は先進国で最下位レベルだった…!ってどういうこと? http://togetter.com/li/1047549 新・女子力テスト。「コンドームを自分で買ったこと…

Misinformation due to a low-quality international multilingual survey (Letter to the editor of Human Reproduction)

(I submitted the following letter as an online response to the article "Fertility knowledge and beliefs about fertility treatment: findings from the International Fertility Decision-making Study" by L Bunting, I Tsibulsky, and J Boivin, Hu…

産婦人科・生殖医学で広報・政治活動に使われているグラフの科学的根拠の検討 (第26回日本家族社会学会大会報告:2016-09-11 (日))

第26回日本家族社会学会大会で報告をおこないます Date: 2016-09-11 (Sunday) 10:45-12:45 Location: 早稲田大学 (東京) Title: 産婦人科・生殖医学で広報・政治活動に使われているグラフの科学的根拠の検討 || Unscientific charts used in obstetrics, gyn…

Scientific literacy in schools: Lessons from a scandal about the 2015 health education material in Japan

(Created: 2016-08-29) This is an English translation of a Japanese manuscript "高校保健副教材「妊娠しやすさ」グラフ問題から考える科学リテラシー", prepared for a Tohoku University's pamphlet, Manabi no Mori.Manabi no Mori, No. 77, Table of …

高校保健副教材「妊娠しやすさ」グラフ問題から考える科学リテラシー教育

(東北大学の広報誌『まなびの杜』寄稿予定の小文。推敲途中のもの。)→『まなびの杜』77号 (2016年秋号、2016-09-30発行) 2頁に載りました http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi77/ [2017-03-10加筆]田中重人◎文 text by Tanaka Sigeto 高校保健副教…

International Fertility Decision-making Study (IFDMS)

第61回数理社会学会大会 (3月17日 上智大学) で報告するIFDMSについて、情報をまとめておきます。 →d:id:remcat:20160124:ifdms →http://tsigeto.info/16z →http://tsigeto.info/15v →http://tsigeto.info/misconduct/j.html#ifdms [2016-04-11 訂正] 調査プ…

濫用される国際比較調査と日本の世論形成 (第61回数理社会学会大会 (3月17日) 報告)

さて、前の記事 でとりあげた、日本産科婦人科学会等9団体による「学校教育における健康教育の改善に関する要望書」 にはもうひとつ、「図2 妊娠・出産に関する知識(国、男女別)」という国際比較のグラフものっている。これはカーディフ大学のジャッキ−・…

日本家族計画協会『家族と健康』732号記事「学校教育の改善求め要望書提出」訂正

日本家族計画協会『家族と健康』732号1面 (2015年3月) 記事「学校教育の改善求め要望書提出」の訂正が出てた (739号)。2面の端にひっそりと。絶対にあるはずと思って探さないかぎりみつけられないレベルのめだたなさ。 日本家族計画協会『家族と健康』739号2…

11月30日【シンポジウム】高校保健・副教材にみる専門家の倫理と責任―データ改ざんと出産誘導

女性の「妊娠のしやすさ」は22歳がピーク、という改ざんグラフ が文部科学省編集の高校生用保健副教材『健康な生活を送るために(平成27年度版)』(2015年8月発行) に載った件。この件に関連する科学者・専門家の倫理と責任をテーマとするシンポジウムを11月…