北海道社会学会大会 1日目 東川町視察
地域で働く……旭川家具製造「北の住まい設計社」
15:30- ショールーム見学
15:52- 説明
※とりあえずのメモ。あとで編集します。
36?年くらい前の創業 当初は輸入材
→道産の材料で
皮膜をつくらない、オイル塗装
→湿気を吸うので手触りがよい(感想した木材の特性)
世界的にウレタン塗装 (合板の表面を固める) が主流だが、作業上有害
ベニヤ(合板)をつかいたくない
素材をボンドで接着する→すぐに乾燥するもの(かきょう材)→シックハウス→改善したが、それでOKかどうかは不明
材料の保管(半年から1年)
80年前の小学校の建物→基礎部分の霜柱対策ができていないのでゆがんでいる
ここはごく小規模な集落だったはずだが……
会社をはじめたときは過疎地
現在、55人の従業員
体育館で加工→教室で職人が仕上げる
大量生産の流れ作業にはしない
→大企業の合間の「隙間産業」
半量産品(数十ずつくらい)
植物オイルを塗る→3日乾かす→塗る→乾かす→塗る→乾かす→ペーパー掛け
深い色になる
体育館
中2階などを増設
基本的な木工機械のみ
「それでなんでもつくれるように修練する」
火事の延焼を防ぐため、工場をはなして配置
ダボをつかわない→壊れやすいから
技術的にはむずかしいが
世界中で共通の技術→どこでも修理がきく
前に工場があったところ→針葉樹材の天然乾燥
倉庫
ほとんど道産材
斜めに溝の入った桟木(アメリカの会社の特許で高価)をつかうことで薬品なしで乾燥させられる
※風の流れの方向に桟木をわたすので、横の溝だと空気がとおらない
定期的に人力で積み換える
家具だけでなく、住宅建築も
年に10件強
地元産の木材を少量でもつかう→木材業者との協力
曲がった丸太なども(大工が必要)
(現在の建築はプレカット工法が主流→中国・ロシア・アメリカなどから輸入)
ランバードライヤーも
乾燥後の表情をみて使い道をきめる
食品館、レストランも